PHP統合開発環境 Zend Studio 5.2 日本語版 リリース

~Zend Platform 日本語版の収録により、リモートデバッグやプロファイラなど高度な機能をネットワーク上で実現~
ゼンド・ジャパン株式会社
ゼンド・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:鈴木義幸、以下ゼンド社)は、Webシステムに特化したスクリプト言語である PHPの統合開発環境「Zend Studio(ゼンド・ストゥディオ) 日本語版」の最新版「Zend Studio 5.2 日本語版」を発表しました。本日より販売及び出荷を開始いたします。
「Zend Studio」は、PHPアプリケーションの構築、テスト、デバッグ、展開など、ディベロップメントにおけるライフサイクルを全面的にサポートするソリューションです。構築費用面やメンテナンス面などから、従来のJavaとLinuxによるWebシステム構築環境からPHPとLinuxの活用へマーケットが移行しています。
「Zend Studio」は、開発ニーズが拡大しているPHPの開発期間の短縮とコードのメンテナンス性の高さを要するエンタプライズ向け業務アプリケーション向けの数々の機能を搭載したソリューションとなっています。
今回リリースした「Zend Studio 5.2 日本語版」は、これまでの豊富な機能を継承するとともに、Webサーバと連携するためのモジュールとしてPHPサーバの管理運用基盤「Zend Platform 2.2 日本語版(*1)」を収録しています。「Zend Platform 2.2 日本語版」との連携により、サーバ運用中に検出したアラートの速やかな解析及びデバッグがネットワーク上で実現します。
また、先月リリースされた新製品「Zend Guard 4 日本語版」により強力に暗号化されたコードの実行環境に必要な「Zend Optimizer 3」に対応し、PHPアプリケーションの展開において更に効率の良い運用を実現します。
(*1)
「Zend Platform 2.2 日本語版」は、PHPサーバの管理運用及び高速化を実現するソリューションです。バージョン2.2は製品のリリースに先駆けて「Zend Studio 5.2 日本語版」に収録しています。「Zend Platform 2.2 日本語版」のリリースは2006年8月初旬を予定しています。
「Zend Studio 5.2 日本語版」の概要は以下の通りです。
■ 新機能・特長
Zend Platform 2.2 日本語版 の収録
PHPサーバの管理運用ソリューション「Zend Platform 2.2 日本語版」と連携し、サーバ運用中に検出したアラートの解析およびデバッグが可能です。
– リモートデバッグ
プログラムの実行を制御し、プログラムの実行を途中で止めて変数やスタック状況などを確認することができます。Webサーバ上に配置されているPHPスクリプトに対してデバッグが行えるので、本来の実行環境でデバッグを行えます。これによりコード上の論理的な問題点も短時間で解消できます。
– プロファイラ(実行状況評価)
PHPアプリケーションの実行時間を詳細に把握できます。ボトルネックの発見により、コードレベルでのチューニングが可能となります。
– Zend Platform の機能評価
Zend Studio 5.2 日本語版のパッケージに収録しているZend Platform 2.2.0 日本語版は、インストール後30日間はZend Platformのフル機能が使用できます。そのため、高度なサーバ環境としてZend Platform優れた機能をご利用いただけます。インストールから30日が経過すると、リモートデバッグやプロファイラのサーバ側の処理を行なう機能のみが利用できます。
Zend Optimizer 3 への対応
「Zend Guard 4 日本語版」により強力に暗号化されたコードの実行環境に必要な「Zend Optimizer 3」に対応しました。
■ 対応プラットフォーム
[Zend Studio 5.2 日本語版] 対応プラットフォーム– Windows x86 2000, XP, 2003
– Linux x86
– Linux x86-64
– Mac OS X Power 10.4
対応 PHPバージョン
すべてのPHPバージョン
※リモートデバック時は、Zend Platform に準拠します
– Linux x86
– Linux x86-64
– Solaris Sparc 8, 9, 10
– Solaris x86 9, 10
– FreeBSD x86 5.4, 5.5, 6
– Mac OS X Power
– Windows x86 2000, XP, 2003 (デバック機能のみ)
対応Webサーバ
– Apache 1.3.x
– Apache 2.0.x (compiled in prefork mode only!)
– IIS 5, 6
対応ブラウザ
– MS Internet Explorer 5.5 以降
– Netscape 7以降
– Mozilla 1.7以降
– Firefox
– Safari
対応PHPバージョン
– デバッグおよびプロファイラ機能のみ
4.2.x, 4.3.x, 4.4.x, 5.0.1, 5.1.x
– Zend Platform フル機能
4.3.9以降, 4.4.x, 5.0.x, 5.1.x
■ 価格
「Zend Studio 5.2 日本語版」は、旧バージョンと同価格 1パッケージ45,000円(税抜)にて販売します。Zend Studio 日本語版の購入ユーザは、アップグレード価格にて導入することができます。また、直前バージョン「4.0」及び「5.1」の購入ユーザは、ゼンドWebサイトのユーザ専用ページにより無償で「5.2」をダウンロードすることができます。
Zend Studio 5.2 日本語版 : 45,000円 (税込 47,250円)
同アカデミックライセンス : 20,000円 (税込 21,000円)
※教育機関向け、アップグレード対象外
Zend Studio 2.x / 3.0 購入者のアップグレード : 35,000円 (税込 36,750円)
Zend Studio 3.5 購入者のアップグレード : 25,000円 (税込 26,250円)
Zend Studio 4.0 / 5.1 購入者のアップグレード : 無償 (ゼンドWebサイトよりダウンロード) ※ライセンスのアップグレードではありません
Zend Studio 4.0 / 5.1 購入者のアップグレード(CDパッケージにて提供) : 5,000円 (税込 5,250円) ※ライセンスのアップグレードではありません
※Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他における登録商標または商標です
※記載された会社名および製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。