IBM System iユーザー向けZendソリューション第2弾 高次元のPHP環境を実現、「Zend Platform for i5/OS」を2007年1月より提供開始

ゼンド・ジャパン株式会社

ゼンド・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:鈴木義幸、以下ゼンド社)は、IBMのビジネスサーバ 「IBMR System i(TM) 」向けOSである i5/OS (R)向けにPHPサーバの機能を増強し、エンタープライズ環境に対応させるソリューション「Zend Platform(ゼンド・プラットフォーム) for i5/OS」を、2007年1月より提供開始することを発表しました。「Zend Platform for i5/OS」および同サポートサービスは、株式会社イグアスを通してお客様に提供いたします。

ゼンド社はすでに、Webアプリケーションの効率的な開発ツールである「Zend Core for IBM」ならびに「Zend Core for i5/OS」「Zend Studio for i5/OS」などのPHP ソリューションを、IBMシステムのユーザー向けに日本語環境で提供してきました。ゼンド社のコンテンツサービス「MyZend」より入手可能な「Zend Core for IBM」は既に1,500ダウンロードユーザが利用しています。本日発表の 「Zend Platform for i5/OS」は、IBM System iのユーザー層の中の中堅・中小規模の顧客を中心に、より強化されたWeb開発・運用プラットフォームを日本語で提供するものです。

従来、System iユーザーにとって、企業のWebフォーラム、WikiやブログなどのWeb アプリケーションを構築するためには、数ヶ月の工数が必要でした。今回発表の「Zend Platform for i5/OS」を含む、i5/OS向けZendソリューションを導入することにより、RPGで構築した既存の資産を活かしつつ、Webアプリケーションをより容易に構築できます。また、既に公開されている PHPコンポーネントをSystem i上で利用できるため、上記のようなWebアプリケーションを約1ヶ月以下の短期間で導入できる上、PHPコンポーネントを利用せず独自で開発する場合に比べ、約5割の開発コストの削減を実現します。

「Zend Platform for i5/OS」は、ベーシックなPHPサーバ環境には備わっていない多くの機能を提供するPHPアプリケーションサーバです。PHP Intelligence機能による運用監視の強化、PHP Configuration Contorol機能によるシステムの集中管理、またPHP Performance Management機能によるPHPサーバの高速化など、高い次元のプラットフォーム環境を実現することで、サーバが持つポテンシャルを引き出し更にSystem iユーザに最適なアプリケーションサーバ環境を提供いたします。

■製品概要

製品名:Zend Platform for i5/OS 2.1.2

特長:
企業が業務ベースで利用することを想定し、標準のPHP環境を強化および拡張するプロダクトです。PHP環境の管理コストを大幅に抑えながら、問題解決・高速化・効率的なJava連携を実現します。

– i5/OS上で簡単にPHPサーバ環境を構築可能
– PHP Intelligence: サーバの運用管理・問題解決ソリューション
– PHP/Java Integration Bridge: PHP-Javaの連携機能
– PHP Performance Management: PHPサーバの高速化ソリューション

※Zend、ゼンド、ゼンドのロゴマークは、ゼンド・ジャパン株式会社の商標または登録商標です。
※IBM、System i、i5/OSは、IBM Corporationの商標または登録商標です。
※その他の記載された会社名および製品名などは、該当する各社の商標または登録商標です。